転職の合否

「勝ちに不思議な勝ちあれど、負けに不思議な負けは無し」
筆者が尊敬する野村監督の名言です。
不思議な採用あれど、不思議な不採用は無い。
まさにこの通りですね。

先日面接に行った起業では、メーカーのダイレクトマーケティングを援助するような形のネット広告代理店に力を入れているとのことでした。
筆者の前職はBtoCビジネスであり、売り手は個人の消費者です。
メーカーから仕入れて消費者に売り込む我々の営業スタイルは、当然ながらメーカーの直販金額よりも高くなります。
そこに当然ながら疑問を抱いていました。
どうしてメーカーから直接安く購入できるルートを持っている法人(個人)に対して金額を上げてその間に割り込んで売る必要があるのでしょうか。
当然商売ですので、そういった競争はあるかと思います。
しかし、あの営業スタイルでは全くプラスになる部分が無いのです。
筆者は前職の営業活動を行いながらこんな疑問を抱き、自分がメーカーの味方という事に気が付きました。
そして前回の記事でも述べたように業務は激務、さらに数字をとっても給与面には無関係という事で退職したわけです。

面接では上記のような退職理由を正直に話して、転職希望動機と結びつけました。
今までの転職面接で一番の手応えと自信を感じました。
「退職理由と転職希望が初めてマッチした…これは行ける」
がしかし、次で墓穴を掘ります。
BtoCビジネスをやられていていかがでしたかという質問に対して「消費者に物がわたる瞬間が一番喜びとやりがいを感じます」と返答したところ、「弊社のビジネスモデルはBtoBビジネスなので直接的なやりがいなどは感じ取りにくいと思いますがそのあたりは大丈夫でしょうか?」
…..完全にやってしまったと思いましたが、その後に上手くまとめて全然大丈夫という事をアピールしました。
しかし現実はそんなに甘くないです。
面接官はいたるところでBtoBに対する質問をしてきます。
「現在はBtoBとBtoCの会社どちらを多く受けられていますか?」「対顧客の喜びより売ること自体の喜びのほうが比重が大きいですが大丈夫ですか?」などなどです。
完全にその部分をマークされたようで、終始そのイメージが離れない模様です。

そして後日リクルーターからお見送りの連絡が来ました。
理由は「顧客を喜ばせることがメインの仕事から企業間で業務をこなすことへの抵抗を感じる」とのことでした。
なるべくしてなったかという感じでしたが、一つ学べたことは、面接官は合格を出そうとはしてないという事です。
落選にする理由を探しているはずです。
何も問題が無ければ次の選考に進める。
要はそういうことです。

野村監督の言う通りで、不思議と次の選考に進めたことはあっても、不通過に不思議な事はないのです。
必ず欠落点はある。
逆に言えばそこを克服するチャンスもある。
前向きに取り組んでいきます。

おわり

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